深化する②

整いました。

お運びいただきありがとうございます。

 

 

夏休みに帰省するときに地元の友人に会おうと思って連絡したら、かなり落ち込んでいる様子で思いもよらず悩み相談になりました。どうやら仕事を辞めた途端に、職場の人との人間関係がぷっつり切れてしまったのだと。本人は仕事仲間ではなくなるけどプライベートではこれからも仲良くできたらと思っていたようでショックを受けているようです。皆さんの身近にこのような出来事ありませんか?

 

 

私は以前仕事で外回りをしているときがありました。社内研修でお客様の心を開かせることが大事だ。相手のニーズを引き出せ。と学んできました。とにかく必死に出かけて行ってあれこれ質問して、Noをもらって凹んで帰ってくる。結果が出ている人を恨めしく思いながら、出来ないもの同士で傷を舐めあう感じでした。同じ境遇の者同士本当に仲が良かったと思っていました。だって何だって話せるのだから。ところが、私にも別れがやってきます。仲間が退職すると、生活リズムが変わったり、相手が成功していたり、様々な理由で同じ境遇でなくなった途端に話が噛み合わなくなって疎遠になっていくのです。もちろん、私が退職した時も例外ではなく元職場の人とは疎遠になっていきました。なんかもうそれは当たり前というか仕方がないものだと諦めているのだと思います。だから、次の職場でまた同じような関係性を作れいいのだと前向きに考えるようにして。

 

 

人間関係の構築をくっついたり離れたりしていくのが当たり前と思っている私。来る者拒まず、去る者追わずと言い聞かせる私。そんな時に出会った人から「自分と自分の宇宙は存在しない。」という言葉をプレゼントされることがありました。この言葉と出会って私は、今まで自分が強烈に存在している状態で相手の心を開かせることを一生懸命してきたんだなぁと思いました。旅人のコートを脱がそうとした北風のように。ところが、本当はまず自分が心を開け放って何もない空っぽの状態であることが出発なのだと気づいたのです。だから相手と交流が起きる。相手自らコートを脱ぐ太陽のように。これが本来あるべき人間関係なのだと思います。

 

 

私は現在(株)クリンピアという会社で働いています。クリンピアはN-techを道具に資本主義社会における企業活動をRe・riseしています。日常生活から企業活動に至るまでnTechの実践行動を通して本来あるべき人間関係、ハートインフラを構築しています。職場の仲間同士が心を開きあってチームプレイをする。そんな私たちの開いた心に安心を感じ、お客様自ら心を開いてくださる。これが、私たちが実践行動していることです。

 

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